2017年を振り返って
2017年も残りわずかとなりました。毎年必ず振り返りエントリを書いてますが、今年も書いてみたいと思います。
娘が4歳になりました
4月から幼稚園の年少さんとなりました。行けるかな〜、毎日泣いちゃうかもなぁ、という心配をしていましたが、まったくの無用でした。 楽しく毎日通っています。
度重なる風邪
幼稚園に娘が行くようになってから、頻繁に幼稚園から自宅に風邪を輸入してくるようになりました。決まって僕は家族で最後にうつり、 ウィルスなのか細菌なのかわかりませんが、最強になった状態でうつるため、今年は何度点滴で抗生物質を投入したかわかりません。
そして、トドメとして、12月中旬にインフルエンザA型を輸入し、妻もほぼ同時にかかってしまい、娘の熱が引くまで9日間もかかる、 という事態になりました。が、予防接種が功を奏したのか、僕にはうつらず。
健康って大事だな、予防って大事だな、と痛感しました。
退職、就職、退職、就職、退職、就職
実は今年に所属した and 所属している企業の数は、4つです。ご迷惑をおかけした方々は多数です。ここで、お詫びしたいと思います。 申し訳ございませんでした。
詳細は・・・聞かないでください。
ソーシャルアプリプラットフォーム構築技法
約1年半かけて書き上げました。10月に無事出版となりました。
現在42歳。人生80年って考えると、半分過ぎました。僕の半生は、mixi PlatformやLINE Platformの開発と運用が集大成って感じだったので、 そこで培ったノウハウを書籍としてまとめておきたかった、という動機でした。執筆にかなり時間がかかってしまいましたが、その分内容的には 濃くなったのではないかな、と思ってます。
この本を読んだ方々は、「よういちろうさんはもっとプログラムをガンガン書いていて、それ以外のことはほとんどやってないのかと思ってた」と いう意見を持つそうです。確かに、プライベートではガンガンプログラム書いてアウトプットしようと心がけていますので、その印象が強いの かな、と。ただ、本職では自分でコードを書くことはほとんどなく、チームで良い成果物を出すために何が必要か、を追い求めることがメインだったり します。
本職でやってたこと
そんな本職は、というと、6月にDeNAに入社してからは、以下のようなことをやってました。
- インタビューに答えた。 「スペシャル対談 vol.1 田中洋一郎×増井雄一郎 対談」 「スペシャル対談 vol.2 田中洋一郎×山口徹 対談」
- JIRAやConfluenceを使った開発プロジェクト/タスク管理のルールを策定した。
- Slack BOTを開発してChatOpsを始めた。
- PRD(Product Requirements Document)を導入した。
- 各開発タスクに対する技術面やマネジメント観点でのアドバイス。
- PRDやChatOpsの他部署への啓蒙活動。
のんびり好き勝手に、自分が信じる改善を進めていたって感じです。
GitHub上の活動
2月までの濃い部分は、IncrementsでQiitaを作っていたときの活動です。3月4月は、退職＆就職＆・・・のいろいろあった時で、見事にGitHub上で 何もしていないことがわかります。5月から7月にかけては、Dropbox API Version 1が廃止になることにあわせて、 chromeos-filesystem-dropbox をDropbox API Version 2に マイグレーションしていました。で、10月からまたアクティブになりますが、これはActions on Googleのことをブログに書いたり、自分でも 簡単なアシスタントアプリを作っていました。
Actions on Googleにハマる
今年の夏に一瞬だけ「Machine Learningでも勉強すっか！」と思って勉強を始めたのですが、早々に挫折しました。学生時代に勉強していなかった ことがモロに影響して、勉強を進めるにつれて、これは無理だ、と。でも、そんな時代がすでに来てしまっていて、心だけが焦っていました。
そんなときに、もうMLやDLはブラックボックスと捉えてしまい、その上に乗っているプラットフォームの方を詳しくなった方が良いのではないか、 と気がつき、Actions on Googleに詳しくなってみよう！と活動を始めました。
今年行った活動は、以下となります。
- Actions on Googleの開発者向けドキュメントの翻訳。
- アシスタント向けアプリの自作。Googleアシスタントに「イートアンドバイトにつないで」 と話しかけてください。
- アシスタント向けアプリ開発のコードラボ資料の翻訳。
- Google Play APP DOJO向けの資料作成。
開発者向けドキュメントの翻訳はまだまだ終わってないので、続けます。
母校での講演
僕の母校であるいわき明星大学で、9月に講演をしてきました。
久しぶりに恩師に会うこともできました。もう僕の出身学部はなくなってしまい、恩師も定年となるようです。さみしいですが、 それだけ時間が進んだ、ということなのでしょう。
さて、2018年は？
2017年は、今年の前半は何か歯車がかみ合わず、後半も明確な目標が見つからなくて、何か惰性で進んでしまったな、って感じの1年でした。 目標は・・・未だに見つからず。2018年からは、何か本気で打ち込めるものが見つかると良いな、と期待してます。まあ、見つけるのは自分ですが。
そして、Actions on Googleを中心とするGoogleアシスタント向けアプリの開発は、本当に面白い。2018年は、Actions on Googleに 軸足を置いても良さそうだな、って思ってます。
1年後の今日に、もっと良い成果を書けるように、来年も精進していきたいと思います。
良いお年を！
