ペアプログラミングってどうなの?

XPやアジャイルといった方法論によって有名になった「ペア・プログラミング」というものがある。その名の通り、二人でプログラミングを行うこと。これに僕は、ちょっと抵抗感がある。 まず、「ペアプログラミングは限定的なタイミングで威力を発揮する」と思っている。そもそもXPは「火消しのための方法論」をプロジェクト全体に適用しようと試みられた方法論である。僕はXPの流行前後の時期はまさに「ファイアーマン(火をつける人じゃなく消す人!)」だったため、特にXPに関しては興味を深く持った。例えば「不具合対応」という比較的細かな問題解決に対して、すでに大きなコードセットに立ち向かうためには、自分の知識だけでは足りない。つまり、コードセットの中で自分の知らない箇所や全体感などを把握している他人と共に「ここでもない、あそこでもない」とやり取りしながらコードを修正していくことは、バグ潰しという暗い作業を明るくしてくれた(時間的にも雰囲気的にも技術的にも)。 しかし、基本的に僕は個人的に「小学校の頃から一人でこつこつとプログラミングを楽しんできた」人間であり、目の前の解決すべき問題に一人でもがき苦しみながら対応する、という経験をしてきた。そこにプログラミングの面白さもあるわけで、上記の不具合対応のような「一刻も早く!」という状況下ではない場面において、その「産みの苦しみ」をあっさりとペアに「そこはこうすればいいんだよ」なんて言われて取り上げられてしまったら、楽しくもなんともなくなってしまう気がしてならないのだ。 プログラミングって、「一人で没頭しているときが最も生産性が高い」と思っている。そして、「最も生産性が高い状態を人に見られていることで壊される」と思っているのが僕という人間なのだが、最近あまりにも「ペアペア」という人が多く、僕は標準からかけ離れてきているのではないか、と心配になってきた。 Give and Takeでプログラミングしていくことは、限定的な状況(せっぱ詰まった、人のスタイルを知りたい、など)ではいいと思うんだけど、常にそれを求められるのは、違うと思うんだけどなぁ。。。

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Yoichiro

(よういちろう)