ShindigのPHP実装コードを追うときに使ってる機能

Apache Shindigのコード、特にPHP実装のコードを対象にいろいろやっていると、「あれ?動かないぞ?」という状況に度々出会うことになる。もちろん現在まさに進化している最中のコードセットなので、動かない箇所があるのは当たり前。 もし自分の手で直せるものなら直してしまいたいので、PHPのコードについてデバッグしたいわけだが、あまりにもPHPに無知な自分であるため、一筋縄ではいかない。デバッガなどの統合開発環境を知っているわけでもない(使いたがらないというのが正確)。 最初に試したことで、しかも今も多用しているのが、echo。とにかくechoで確認したい値を表示させて目視するという手法は、最も単純でわかりやすい。しかし、もちろんこれだけでは限界がある。 今日Shindigのコードを追うために、以下の機能を見つけて使ってみた。これらはとても便利だ。

  • debug_print_backtrace - バックトレースを表示する(JavaのStack Traceのようなものが表示される)

  • print_r - 引数で渡した変数の情報を表示する

  • error_log - error_logに文字列を出力する 特にprint_rに配列を渡すと、その内容が人が見やすい形式で表示されるため、なかなか親切。 「PHPなんて」とずっと思ってたけど、ちょっといろいろ知ってくると、これはこれでなかなかの環境だ。もちろん、ShindigのPHP実装がJavaコードに似せてわざと書かれていることも、PHPメインの人々には文句ブーブーみたいだけど、Javaメインな僕にとっては願ったり叶ったり。 食わず嫌いはいけないな、と思った。ちなみに僕の乳製品嫌いは、食わず嫌いではありません。

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