SocialWeb Japanが立ち上がりました

2009年は日本においてOpenSocialがスタートする重要な年となる。そして、ソーシャルWeb元年として人々の記憶に残る年にもなるはずだ。そのために必要となるプロトコルやソフトウェア、そしてサービスが、昨年から今年にかけて次々と登場している。2009年は、それらが広く普及し、みんなが当たり前のようにソーシャルWebを楽しむことになる。つまり、今年までの成果が、本当の意味で実践期に移行すると言えるだろう。 ソーシャルWebを実現するためにいくつかの重要な仕様がある(OpenID、OAuth、Data Portability、OpenSocialなど)が、これらは個々に語られることがあっても、互いに連携するための話がされることが日本においてはまだ少ない。ソーシャルWebはこれらの仕様がシームレスに連携してこそ、実現する世界なはず。特に日本においては、携帯電話という分野があり、海外の仕様をそのまま輸入しても当てはまらないことも多々ある。つまり、ソーシャルWebを日本において実現するためには、日本独自の仕様の解釈、仕様の変更や追加、そして新しい仕様の策定などが議論されないといけない。 そんな背景を元に(してると僕が勝手に解釈してるだけ)、SocialWeb Japanが先週立ち上がった。 [SocialWeb Japan] - Google Groups

http://groups.google.co.jp/group/socialweb-japan SocialWeb Japanでは、定期的に勉強会を開き、個々の仕様を共有し、互いに連携する際の問題点や、連携することで生まれる新しい世界が模索できそうで、とても楽しみ。もし興味があれば、ぜひ参加してみて欲しい。

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