Chrome拡張機能の国際化とユーザ数の伸び
11月に公開した” goo.gl URL Shortener extension“は、既に以下の言語向けに国際化を完了しています。機能拡張するたびにGoogle翻訳で各言語のメッセージリソースを作りだすのは手間なのですが、少しでも多くの人に使ってもらうためには、安いコストです。
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英語
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日本語
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フランス語
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中国語
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ポルトガル語
国際化の効果について、皆さん知りたいと思いませんか?この拡張機能では、Google Analyticsで測定を行ってます。その結果のグラフをここで紹介してみましょう。もちろん2カ月くらいのグラフだし、大人気には程遠いユーザ数なので、参考までにということで。
まずは英語(en)です。この拡張機能は最初英語のみで公開しました。公開日から順調に伸びていますね。
次は日本語(ja)です。日本語をサポートしたのは12月1日なのですが、公開最初から一定のユーザ数に使われていることがわかります。これは僕が日本人だから、という要因が大きいでしょう。TwitterとかFacebookとかGoogle+とかmixiとかで情報提供してきたので、僕の周りにはやっぱり日本人がほとんどだった、ということだと思います。あたりまえだけど。
次にサポートしたのはフランス語(fr)でした。サポートしたのは12月3日なので、その日からきれいにユーザ数が増えているのがわかります。これは母国語がフランス語の僕の同僚が翻訳してくれたのですが、その彼がFacebookなどでつぶやいてくれた効果もあるかもしれません。
その後中国語(zn)をサポートしました。これもフランス語と状況は変わりませんが、ちょっとユーザ数の伸びは止まってしまった感がありますね。
そして「南米に知り合いがいるから」という理由だけでサポートしたポルトガル語(pt)です。最近サポートしたばかりなのですが、やはり使いだしてくれたユーザがちゃんと出てきてくれています。知り合いが友達に紹介してくれたかどうかは、謎です。
その他の言語については、ほとんど水平線を横ばいに辿ってるグラフばかりです。例えば朝鮮語(ko)は以下な感じ。ちなみに縦軸のスケールは、上の5ヶ国語が3ケタなのに対して、1ケタです。
やっぱり(多少変な文章でも?)自分の慣れ親しんだ母国語の方が使いやすい、ということなんだと思いますが、国際化した効果は目に見えてくるわけです。もちろん全体の利用ユーザ数の伸びに貢献しますので、作りがいがあるというか、機能追加を続けるためのモチベーション維持にも大きく影響します。おススメですよ!