FreeNASを8.0.3から8.0.4にバージョンアップ

FreeNAS 8.0.4 RELEASEが公開されたので、さっそくバージョンアップしてみました。

まずは以下からバージョンアップ用のイメージをゲット。ついでにハッシュ値も入手。僕が使っているのは64bit版なので、x64向けのものをダウンロードします。

http://sourceforge.net/projects/freenas/files/FreeNAS-8.0.4/ ・FreeNAS-8.0.4-RELEASE-x64.GUI_Upgrade.xz ・FreeNAS-8.0.4-RELEASE-x64.GUI_Upgrade.xz.sha256.txt

そして、以下の手順に従ってアップグレードを行います。もちろん、From the GUIの方です。

http://doc.freenas.org/index.php/Upgrading_FreeNAS

自動的に再起動がかかり、無事に8.0.4になりました。アップグレード前に起動していた全てのサービスを停止させていたので、再起動後に一つずつ起動していきます。そこでS.M.A.R.T.サービスだけ、なぜか起動してくれない現象に遭遇。/var/log/messagesを見ると「smartd.confに何も書かれてないし」ってエラーメッセージがあり、確かに何も書かれてない。

復旧のためにやったことは以下の通り。理屈が良くわからずやってたので、最短の正解はわかりません。

  • S.M.A.R.T. Testsの定義を全てやり直す。

  • sshで入って、smartctl -i /dev/ada0 とかで状況を見ていくと、全てのディスクがSMART support is Disabledになっていることが判明。smartctl -s on /dev/ada0 というように、全ディスクをEnabledに変更。

  • その後S.M.A.R.T.サービスを起動してみると、無事動き出した。

同じような状況になった方は、上記を試してみてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

2023年のRemap

Remapにファームウェアビルド機能を追加しました

Google I/O 2023でのウェブ関連のトピック

2022年を振り返って

現在のRemapと今後のRemapについて