CSWでのパッケージ更新に失敗した時の解決方法

Solarisでのパッケージ管理にCSWを使っているが、ある日を境にupgradeに失敗してしまう状況が続いていた。

の削除が一時停止しました (対話型操作が必要です)。 システムは変更されていません。 Analysing special files… Hmmm. Retrying with different archive offset…28 ブロック

現在の管理上では、 パッケージに固有なインスタンスを作成する必要があります。ただし、同じシステム上で 1 度にサポートできる最大数のパッケージインスがすでに存在しています。

システムは変更されていません。 ERROR: could not add CSWcommon.

この現象で、せっかくmercurialを使ってみようと思っていたのに、出鼻をくじかれることになった。あれこれ調べた結果、/var/sadm/install/admin/defaultファイルのinstance項目を、uniqueからoverwriteに変更することで問題を回避することに成功。どうやらuniqueだと「上書きインストール厳禁」という設定らしく、これをoverwriteにして「上書きインストール大歓迎」としてあげればオッケーになった。

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