Tizen OSを動かしてみました

ひょんなことから、Tizen OSを動かしてみることになり、せっかくなのでブログに残しておきます。

インストールしたのは、以下のものたち。ホントはUbuntuで最初やったんだけど、グラフィックのチップセットが貧弱なせいかEmulatorが起動せず、それなりのスペック&ドライバがちゃんと入ってるWindows機で試してみました。

順にインストールしていくと、スタートメニューに「Tizen IDE」があるのがわかりますが、それはガン無視。「Tizen SDK - Emulator Manager」を選択して、エミュレータを作ってみます。x86-standardの”<

“をクリックして、ほぼデフォ設定でプロファイルを作成。Display Resolutionだけ480x800に落としました。

そして[Launch]ボタンを押すと、Androidの時と同じようにスマフォの画面が出てきます。Androidと違うのは、BIOSのメッセージがしっかりと「スマフォの画面内」に表示されること。

ちょっと待つと、言語選択の画面が出てきます。

[English]のボタンをクリックすると、他の言語を選べます。日本語も選択可能。まさかの「ひらがな」です。

UIが日本語になりました。フォントもそこそこまともっぽい。

[スタート]ボタンをクリックすると、日時の設定画面が出てきます。Time zoneのデフォが「ソウル」なのは開発元がそこだからでしょう。東京は一番下の方にあるので、根気よくスクロールします。

日時を設定するだけで、セットアップは終了です。簡単ですね!

最初に入ってるアプリは、「インターネット」と「設定」の2つだけ。シンプルです。”インターネット”の文字が画面からはみ出しちゃってます。おちゃめですね!

設定アプリは、こんな感じの設定項目が並んでます。AndroidやiPhoneの設定内容をイメージさせます。

インターネットアプリは、つまりWebブラウザです。Naverがデフォあるのも、開発元がそこにあるからですね。

キーボードは、英語仕様のものが標準で一つあるのみです。ただ、キーをクリックしても、残念ながら入力されませんでした。設定からUSBキーボードをONにすることもできるっぽいのですが、試してません。FacebookとかTwitterは、ちゃんとレンダリングされます。遅いけど。

Emulator上で右クリックすると、コンテキストメニューが出てきます。その中にShellというのがあって、sdbというデバッグ環境を起動できます。というか、sshでログインしてる状態ですね。

コンテキストメニューの[Close]で、電源を切ることができます。

話題のTizen OSを少しでも体感していただけたのであれば嬉しいです。あ、もちろん新しもの好きな血が僕をTizen OSの起動までさせただけの話ですよ!個人的にはTizen OSには懐疑的な印象を持ってます。まぁ、せっかくインストールしたので、簡単なアプリを作ってみようかな。

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