Google Developers ExpertとしてAssistantも担当することになりました

4月23日に、Google Developers Expert の選考プロセスを無事通過して、Assistant 担当 GDE として活動していくことになりました。

2008年に当時の Google API Expert の OpenSocial 担当として、2013年からは現行の Google Developers Expert の Web Technology 担当として活動してきました。今回の承認によって、Web Technology と、Assistant の2つの担当となりました。

Assistant 担当の Assistant は何を指しているかと言いますと、「Googleアシスタント」になります。Googleアシスタントは、Actions on Googleというプラットフォーム上で、開発者が独自にアプリ(Amazon Alexa/LINE Clovaでいうところのスキル)を開発し公開することができます。 基本的には、その「アシスタントアプリ開発」について様々な活動を行っていくのが、Assistant 担当 GDE となります。Actions on Google を 中心として、Dialogflow や 各種 SDK、プロトコル、そして VUI (Voice User Interface) のデザインや設計、実装に至るまで、さらには スマートホームアプリ(「おっけーぐるぐる、ライト付けて」的な)や Assistant SDK (Googleアシスタントを任意のデバイスに組み込むための もの) も範囲となります。

結構広いです。頑張らねば。

僕は2008年の Google API Expert の初期メンバーだったりするので、実は現在行われている GDE の選考プロセス とは異なる経緯でその立場を 当時得ました。が、今回は初心に戻って、新規にGDEになる方々と同じように選考プロセスを踏んだ形になります。かなりドキドキでしたが、無事 承認されて、良かったな、とホッとしてます。が、GDE とはどういったものかは今までの活動の中でイヤと言うほど体感しています。これで Assistant 担当としてスタートラインに立ったわけで、気持ちも新たにいろいろ活動していければな、と思っています。

スマートスピーカー、そして僕が次に期待しているスマートイヤホンなど、スマホと並ぶハードウェアデバイス、ウェアラブルデバイスが数年のうちに 数多く登場してくるだろうと思っています。その中心にあるものは、VUI を伴うアプリ達であり、それを支える Actions on Google であり、 仲介役として活躍する Google アシスタントです。これらを元にしたエコシステムは、これから広がっていくものであり、その拡大について微弱ながらも 力になれれば良いな、と考えています。アウトプット重視で、いろいろサポートしていきます。

皆さんと共に、素敵な未来を作っていきましょう。今後ともよろしくお願いいたします!

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