Conversational Actions 2020 Recapの日本語訳です

今年は新型コロナウイルスの流行のために、開発者イベントなどが軒並みキャンセルされ、またオンラインイベントでの発信となり、情報を得るための難易度が昨年までよりも少し上がってしまった印象があります。しかし、物理的な移動をせずとも多くの一次情報に触れる機会が増えたことも今年の特徴であり、注意深くウォッチし続けてさえいれば、今年も着実に様々な技術に進化が見られたことがわかるはずです。 Googleアシスタントに関しても、特にアクションの開発環境に関して大きなリリースがありました。また、Inter...

ウェブブラウザからキーマップを書き換える「WebVIA」を開発中です

こんにちは。洋一郎です。このエントリは、 キーボード #2 Advent Calendar 2020 - Adventar の21日目の記事となります。昨日は、 @ymotongpoo さんの、 自作キーボード活動していたらお店を開いてしまった という熱いお話でした。僕もそんな @ymotongpoo さんからの誘いで自作キーボードに入沼させていただいております。 おそらく他の方々とは違い、僕は今年2020年の夏頃からの入沼となりますので、遅めかなと思います。が、既存自作キーボードキット...

僕の指とLunakey Miniのキー配置の関係

Lunakey Miniでは、僕の指の感覚として、打鍵時にできるだけ快適になるようにキー配置を考えて設計してあります。ですが、もちろん、手は人それぞれです。指の長さも違いますし、太さも違うでしょうし、筋力や曲げ具合の度合いも違うことでしょう。Lunakey Miniは特に「人間工学的に最大公約数的なキー配置はどんな感じか」などを全く考慮せず、自分勝手に作りました。そのため、「僕の手に似ているかどうか」が、もしかしたらLunakey Miniがフィットするかどうか、のポイントになるのかな、と...

Kubuntu 20.04を20.10にアップグレードした話

今年の3月からずっと使い続けてきたKubuntu 20.04。すこぶる快調かと思いきや、最近どうも挙動が怪しい場面に出くわしていました。Chrome、Slack、Discord、IntelliJ IDEAなど、いろいろなアプリケーションが突然クラッシュしていなくなる現象が毎日起きるようにになりました。原因はわかっていないのですが、ログを見てみると、SEGVが起きているようです。。。 Kubuntuはすでに20.10がリリースされています。これにアップグレードしたとしてもきっと安定性はあま...

何を考えて「Lunakey Mini」という自作キーボードキットを作ったのか

今年の8月から「自作キーボード」なるものに手を出し始め、遂に自分設計のキーボードを販売するところまで4ヶ月程度で到達してしまいました。「Lunakey Mini」というキーボードを設計して、自分でも毎日使っていますし、キット化して販売も開始しました。 Lunakey mini rev5 (ベースキット) - Kichi Keyboard 【委託】Lunakey Mini - 遊舎工房 Lunakey Mini - BOOTH どうして自分で設計してまでキーボードを作ったのか、ち...

Lunakey Mini ビルドガイド (Rev.2)

Lunakey Miniは、左右それぞれ3行 x 6列のキーに親指向けのキーが4個配列された、合計44個のキーを備えた左右分割型の40%キーボードです。 Lunakey Miniは、以下の特徴を備えています。 左右それぞれ3行 x 6列の40%キーボード。 指の長さにそれぞれフィットされたColumn Staggerd配列。 親指の自然な可動範囲に合わせた親指向けキー配列。 Underglow LEDによる電飾効果。 圧電スピーカーによる音でのフィードバック効...

Googleアシスタント向けに3種類のテストが整備されました

Googleアシスタント向けに開発することが可能な会話側アクションは、既に多くのアクションがリリースされ、そして多くのユーザに利用されています。これらのアクションを開発する際に、テストは非常に重要な開発フェーズです。特にGUIとは違い、会話側アクションはUIが目に見えません。そのため、自然な会話を通じてユーザに価値をちゃんと届けられるかどうか、何度も何度も検証しなければなりません。また、一度リリースされた会話に対して部分的に手を加えた場合に、会話が壊れてしまったかどうかに気がつくことも難し...

手元のキーボードを声で操作するという未来を実現してみました

最近は自作キーボードのキットを2つほど作って、今まで使ってきた80個以上キーがあるキーボードは収納にしまってしまって、40個ほどしかないClaw44というキーボードを普段使っています。「いくらなんでも、いきなり40%キーボードを買っても使いこなせないだろう」と思っていたので、最初に組み立てたものは、ErgoDashという70個のキーが配置されたキーボードでした。 このキーボードに搭載されているマイコンには、オープンソースで開発が進められている「QMK Firmware」というファーム...

自作キーボード設計入門2を読みながらいろいろ試してみました

最初に組み立てたErgoDash、2つ目に組み立てたClaw44、これらに共通して言えることは、「個人の誰かが設計し、キット化して売り出しているキーボード」であるということです。つまり、キーボードは自分で設計し、部品を集めさえすれば、自分でいかようにも作り出せるということです。 キーボードはメーカーが作って売って、それを買って使う。ちょっと前まではこれしか知りませんでしたが、組み立てキットを購入してハンダ付けして完成させ使う、コレだけではすぐに物足りなくなってきてしまいました。 「自分...

Claw44の光らせ方

Claw44の現在のリビジョンでは、未サポートながら、Underglow LEDを取り付けることができるように、基板に端子が準備されています。作者のご厚意により、透明のアクリル板を譲り受けることができまして、さっそくUnderglow LEDの取り付けを行ってみました。 現在では、透明のアクリルプレートの販売が始まっています。興味ある方は購入されてみてはいかがでしょうか? Claw44 パーツ - yfuku - BOOTH このエントリでは、Underglow LEDの取り付け...