Java PetStore 2.0ea1のための環境準備

最近Java PetStoreの2.0ea1を探り始めている。これはSunの今後のアプリケーション構築方針の具体例であり,J2EEアプリケーション開発従事者であれば,抑えておかなければならないコードだろう。完全に時代の最先端に乗り遅れている感が否めないので,その近道としてWeb2.0対応PetStoreをしばらくは見ていく。 ここでは,PetStoreを追っていくための環境の構築について,手順を示してみようと思う。ちなみに,Mac前提だ。 PetStoreはSun純正なので,やっぱりNet...

迷いに迷う「次の一手」

最近,ソフトウェア開発の難しさを特に感じている。本当にソフトウェア開発は難しく,そして複雑だ。ことJavaに関しては,年々その複雑さが増すばかりで,EoDなど遠くの彼方な気がしてならない。それなのに,どこもJavaを選択した案件ばかりである。 しかも,技術的に複雑になってきているのに,プログラマのレベルは年々下がってきている気がする。最新技術の複雑さに追随できているプログラマなど,ほんの一握りである。多くのプログラマは,自ら技術の習得に励むような姿勢を見ることはできず,目の前の案件の仕様を...

自動生成に対する姿勢がスキルレベルを表現する

自動生成ツールに悪い印象を持っている人間は,現状把握や問題の詳細を聞くことなく,ちょっとした自動生成に関するトラブルが起きたということを聞いただけで全否定を試みる。問題の発生はどんな開発手法をとってもあり得ることであり,問題に対する解決策とその効果の蓄積が今日のIT業界では重要視されるべきなのに,それすら行おうとせずに拒否反応を示す。 相手のスキルや性格,開発に対する正しい姿勢を持っているかどうかが,自動生成に対する姿勢としてはっきりと現れる。自動生成は,開発プロセス,実装技術,保守,運用...

実装リーダーという存在

ソフトウェア開発という作業は,(ウォーターフォールやイテレーションなどの単位は抜きにして)設計から実装という流れに沿って行われる。業務的な設計から,最終的にはコンピュータ語に翻訳し,ソフトウェアという成果物を作り出すための「プログラミング」という作業が必ず存在する。 近年,プログラミングを軽視している組織やプロジェクトが非常に目に付くようになった。 プログラミングという作業は,日々の経験と,それによって蓄積されるパターンをどれだけ多く持っているか,が鍵だ。「○○ということをしたければ,△△...

Eclipseプロジェクトのインポート

EclipseからNetBeansに乗り換えようと考えている今日この頃。Eclipseで作ってきたプロジェクトを,NetBeansに簡単に移行できると嬉しいが,NetBeans初心者にとっては右も左もわからない。さっそくGoogle先生に問い合わせる。 なんとも戦略的な感じを受けるが,EclipseのプロジェクトをNetBeansにインポートするためのモジュールが提供されているのを見つけた。その名も「Eclipse Project Importer」。 インストール手順は以下のような感じ。...

スカイマーク最悪!

価格の低さから,羽田と福岡の往復にスカイマークエアラインズを使用している。しかし,今月に入ってから, 出発2時間前に機材点検のため欠航決定 出発30分前に機材変更で1時間出発遅延決定 と,立て続けに予定変更を食らっている。直前になってそんなこと言われても,どう対処しろと言うのか。 機内サービスがないことや,欠航時の対応などについても,安いという理由で何とか納得できる。しかし,予定変更が直前過ぎることは,納得ができない。安全を第一に考えているのなら,より...

自動生成という言葉を聞いてどう思いますか?

「自動生成」という言葉を聞いて,これをお読みのあなたなら,どんな印象を持つだろうか? 最近本職で僕は「自動生成」という言葉をよく口にするし,積極的に自動生成を行うようにしている。ロジックを自動生成することも極々たまにあるが,ほとんどの場合はXMLファイルやクラスの雛形を設計書から生成してあげるだけである。自動生成しすぎは良くない。設計書の体形とアーキテクチャを合わせて,それに機械的な規律を持たせ,更にXML地獄から救ってあげる,これが今考えている自動生成の醍醐味である。 しかし,「自動生成...

ウ○トラマン? in 1989

1989年の中学生時代の風景。もちろん空を飛んでいるのが僕。 これは運動会での一コマ。久しぶりに昔のビデオを見る機会があって,キャプチャしてみた。左下にミニトランポリンが見えるが,僕に課せられた使命は「3段ピラミッドを美しく飛び越えろ!」。足も伸びていて,なかなか姿勢が良い。 前の日のリハーサルで,トランポリンの編み目の部分に足を突っ込んでしまい(まるでコント),実は左足の指を骨折している状態。まぁよく跳んだものだ。というか,無茶してるなぁ。。。 成功したから言えることだが,いい思い出で...

ドキュメントを読んでもらうためには

ソフトウェア開発とは,非常に難しい作業である。しかも,一人で行うことは稀であり,ほとんどの場合は複数人での作業となる。ただでさえ難しい作業なのに,チーム開発というハードルが加わることによって,その難易度は計り知れないものになる。そして,失敗したときのダメージも・・・考えただけで恐ろしい。 そこで,開発作業を滞りなく進めるために,多くの工夫が行われる。標準化であったり,規約の策定であったり,チームの細分化であったり,更にはアジャイルや統一プロセスなどの適用といった何らかの開発プロセスの採用な...