Fedora Core 4 導入!

VAIOで運用してきたFedora Core 3だが、インストール時のパッケージの選択に失敗したらしく、POPサーバのdevocotがどうしてもインストールできなかった。うーん、どうしたものかと悩んだ末、せっかくなのでFedora Core 4にアップグレードすることにした。

Fedora Core 4のCDイメージをGetし、さくっとまずはインストール開始。インストーラの画面や操作は、Fedora Core 3と全く一緒だった。面白いのは、Java関連のパッケージ(EclipseとかTomcatとか)がやけに充実していること。まぁ、一個も選択しなかったけど。

インストールはさくっと終了し、あとは各種ソフトウェアの設定を開始。以下、自分勝手な覚え書き。

『bind』 バックアップしておいた各種ファイル(named.confなど)を復活させて終了。問題なし。基本的には、「 外部/内部向けDNSサーバー構築(BIND)」を参考にした。

『postfix&dovecot』 「 メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)」を見ながら設定。なんとか問題無く動き出した。

『VNC』 これもバックアップしておいたxinetd用の設定ファイルを復元して、gdmの設定も変更(「 Linux graphical login using VNC」、「 VNSでリモートデスクトップ」を参照した)。

と,ここでトラブル発生。いくらvncviewerで接続しようとしても,はじかれてしまう。設定ファイルなどを見ても,特に問題はない。試しに,ユーザごとにXvncを立ち上げて接続してみると,ちゃんと動く。30分ほどいろいろ見て回った結果,大変なことに気がついた。

xinetdがない!!おまけに,inetdすら動いてない。。。

速やかに「yum install xinetd」でxinetdをインストールしたら,さくっとvnc接続できた。恐るべしFedora Core 4(パッケージの選択でxinetdなんてなかったのに・・・)。

『CVS』 「cvs -d /var/cvsrep init」でリポジトリを作成し、バックアップしておいた内容をそこに展開、xinetd用のcvs pserver起動用ファイルを設置して、準備完了。と思いきや、Eclipseからupdateしてみると、権限がないというエラーになってしまった。これは、cvsusersグループを作成して、/var/cvsrepディレクトリ内をcvsusersグループに対して書き込み許可に設定。これでOKになった。

とりあえず最低限必要な内容は完了。あとはゆっくり育てていくことにする。それにしても、まさかxinetdがインストールされない状態になるとは思ってもみなかった。今後問題が出ないか心配だ。。。

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