ITシステム開発プロジェクトはもっとオープンになるべき?

arclamp.jp「 SpringFramework利用実績公開」より:

今後の課題は、DIコンテナを前提としたアーキテクチャ設計のノウハウを集積することでしょう。DIコンテナは紹介期が終わり、普及に向けて”正しい使い方”に注目をしていくフェーズになっています。

DIコンテナ,実際の開発の現場では,まだまだ誤解というか,うまく使えない(使い方がわからない)人で溢れていると思う。「明示的にgetBean()コードを書いたほうがコードの可読性がいいに決まってるんだから,Injectionは必要ない」という意見を持った人も多々見受けらる。 「 WEB-DB PRESSに執筆した内容」のように,アーキテクチャと設計&実装プロセスまで含めたDI(コンテナ)の使い方を,もっと広めていく必要がありそうだ。そういった意味で,「DIコンテナを前提としたアーキテクチャ設計のノウハウを集積すること」は超重要。 DIが持つ「正しいアーキテクチャに導いてくれる力」をどのように発揮させていけばいいか。「 Project」の欄が充実し,個々のプロジェクトでのDIの使い方まで紹介されるようになれば,DIが当たり前になる時代がより早く到来するのではないだろうか。 となると,問題は「ITシステム開発プロジェクトのクローズさ」が壁になってくるのかな。もっと企業は「こんな技術でこんなシステムをこうやって作ったんだぜ!すごいだろ!」と公開してもいい気がするけど,そんな企業は微々たるもの。なんでなんだろ・・・。

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