Wicket勉強会を行いました

先日の8月10日,java-ja主催の「 第一回チキチキ そろそろ Wicket について一言いっとくか」,つまりWicket勉強会が開催された。 今回も,yoshioriさんの書道から始まった。

java-ja-wicket2.jpg

java-ja-wicket1.jpg スピーカーは5人の予定だったのだが,仕事の都合で2名が時間までにかけつけることができず。一人は実務でWicketを使っている方だったので,非常に残念だった。 トップバッターはonkさん。Wicketの基本的な紹介とデモが主な内容だった。とはいえ,nekopさんやyone098さんからのするどい質問などにより,かなり細かな動作原理まで取り上げられる結果となった。

java-ja-wicket4.jpg 次は,カスタムコンポーネントの作り方をyoshioriさんにプレゼンしてもらう。実は,この題目は僕がお願いしたものである。ちょっと専門的だったので,作成の手軽さは何となく伝わったとは思うが,詳細についてはWicket未経験者にとっては難しかったかもしれない。

java-ja-wicket5.jpg そして僕のプレゼンは,Wicketとその仲間たち,ということで,各種Wicketを拡張するためのライブラリを簡単に紹介。技術的な内容は薄かったため,あまり質問も出ず。しかも「まき」の指令が出ていて,限りなくライトニングトーク。

上記のプレゼン資料は,SlideShareの都合上,デザインを簡略化してある。 今回の参加者は30人近かった。結構な人数である。しかも,ほとんどがSwingやEJBなど,Javaを使いこなしている方ばかり。java-jaって,ホントにコアな人が集まるコミュニティである。

java-ja-wicket3.jpg JSUGの勉強会で,ustreamでの放映を行ったのだが,今回もustreamで放映を行ってみた。一通り録画もできたので,紹介しておこう。

「基本的なページ遷移の仕方がわからない」「どこでデータベース処理を行うのか」など,超基礎的な説明がなされていないことに,最後に気がついてしまった件については,今回はバタバタ感が強かったため,誠に申し訳ないのだが,ご了承いただきたい。ま,「全部Javaでやろうぜ!」というWicketの基本精神は十分伝わったと思う。昨今の複雑なOSSの組み合わせでWebアプリを作るくらいなら,Wicket一つで構築したほうが,50倍は快適にWebアプリを作ることができる。今回の勉強会は,そういった「Wicketの心意気」の伝道という点では大成功だったのではないだろうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

2023年のRemap

Remapにファームウェアビルド機能を追加しました

Google I/O 2023でのウェブ関連のトピック

2022年を振り返って

現在のRemapと今後のRemapについて