キーボードのキーを抜いた話
会社で使っているキーボードが壊れて新しく買い直した話を先日ブログに書きました。その続報です。
ここ数年mac用のキーボードに慣れてしまったため、やはりWindowsベースなキーボードをすんなり使い始められるわけではなかったです。特に文章を打つ際の英数入力と日本語入力の切り替えに大苦戦しています。macの何が気に入ってたかと言うと、日本語変換のON/OFFに「半角/全角」というバカでどうようもない「トグル形式の切り替え」ではなく、「かな」キーと「英数」キーで明確に「こっちを打つんだ!」と宣言してからキー入力を始められるところでした。
しかし、購入したFILCOのキーボードは、スペースキーの両脇にFnキーが配置されています。
僕の指は完全に「スペースキーの右には、かなキーがある」と記憶しているため、英数モードから日本語モードへの切り替えをしたいときに、Kanaキーまで指が行かずに、Fnキーを押してしまうことが多発しました。つまり、
「この問題は、FooBarクラスの・・・」
と打ちたいところを、
「この問題は、FooBarkurasuno [ENTER]」
と打ってしまうのです。Kanaキーを押さずにFnキーのみを打ち込んでいるので、1打鍵完全な無駄打ちをして、英数のまま打ち続け、変換のために空白を打った後に確定のためにENTERキーを押す、でも実は英数入力が行われた後にそのままチャットであれば送信されてしまう、という感じです。
新しいキーボードを使い始めた日は、ずっと何度もこれを繰り返しました。本当に繰り返しました。何とかしないといけません。
真っ先に思いついた解決策は、以下の3つ。
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FnキーをKanaキーにマッピングする。
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英数、日本語モード変換を、かなキーと英数キーではなく、Command+Spaceキー方式に変更する。
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右のFnキーを取り去ってしまう。
最初のキーマッピング変更は、Fnキーだけのキータイプはmacまで届かないので、無理。2つ目の方法こそ、やりたくありません。僕がブラインドタッチできれば2番目の方法も良かったかもしれませんが、残念ながらできません。結局、3番目の方法を採用せざるを得ない状況です。。。
昔キーを抜いている人に対して「マニアックだなぁ」と言ったことがあったのですが、まさか僕がやることになるとは・・・。
これでFnキーを空打ちしてしまう心配はなくなりました。矯正の意味でこの状態を1日続けてみました。その後キーを元に戻してみましたが、僕の指はKanaキーが今までよりもちょっと遠くにあることを覚え始めてくれたようです。打ち間違いは少なくなりました。が、まだたまにやります。
キーボードでこんな苦労するのも、久々です(最初にmacに移行した時にも戸惑った)。これはこれで楽しいですね!