Windows11へのNode.jsインストール手順

Windows 11に「Node.js」をインストールするための手順を紹介したいと思います。実は、Node.jsのインストールは、公式インストーラーを使ってインストールするのであれば、さほど難しいことではありません。さっそく紹介していきましょう。

公式インストーラーのダウンロード

まず、Node.js のウェブサイトから、インストーラーをダウンロードします。ウェブブラウザで、以下のページにアクセスしてください。

https://nodejs.org/

自動的に「/ja」にリダイレクトされて、日本語のウェブページが表示されたと思います。

ページ中央にある緑色の「Node.jsを入手」ボタンを押してください。ダウンロードページに遷移します。

このダウンロードページでは、Docker や Chocolatey、Volta といったものを使ってインストールする手順も提供されています。今回はインストーラーをダウンロードします。

ページの下部に以下のような UI があります。64ビットCPUを使っている方がほとんどかと思いますので、「x64 アーキテクチャ」で動作する「Windows」を選択します。

そして、「Windowsインストーラー(.msi)」ボタンを押すと、ダウンロードが開始されます。任意のフォルダに保存してください。

以下は、デスクトップに保存したときのスナップショットです。

インストーラーを使ったNode.jsのインストール

ダウンロードしたmsiファイルをダブルクリックして、インストーラーを起動します。

「セットアップウィザードはあなたのコンピューターにNode.jsをインストールします。」と書かれています。「Next」ボタンを押します。

エンドユーザーライセンス条項に同意するかどうかを聞いてきています。同意する場合は、「I accept the …」と書かれたラジオボックスにチェックを入れて、「Next」ボタンを押します。

インストールする先のフォルダを指定します。「Program Files」フォルダの中に「nodejs」フォルダを作ってインストールするのが初期値です。これで良いかと思いますので、「Next」ボタンを押します。

カスタムセットアップの画面が表示されます。nodeコマンドだけでなくcorepackコマンドやnpmコマンドもほとんどの場合インストールしたいでしょうから、これも初期値のままで大丈夫です。「Next」ボタンを押してください。

ネイティブモジュールのためのツールをインストールするかどうかを聞かれています。一部のnpmモジュールでは、インストール時に C/C++ でコンパイルすることが必要になることがあります。それに対応するには、Python や Visual Studio Build Tools といったツールをインストールすることが必要です。これらを Chocolatey でインストールしたいときは、チェックを入れることになるのですが、「Alternatively, … (もしくは、…)」で書かれている通り、後からでも入れられます。ここではチェックを入れずに「Next」ボタンを押します。

最終確認です。「Install」ボタンを押して、インストールを開始します。このインストーラーは、Windows に登録されている全ユーザーが利用できるようにインストールしようとしますので、管理者権限を要求してきます。聞かれたら許可してください。

インストールは数分で終わります。一瞬ではなく、意外と時間かかるので、ゆっくり待ちましょう。

上記の画面が出たら、インストールは完了です。

再起動と動作確認

インストーラーにより PATH 環境変数が更新されています。それを反映するために、Windows を再起動しましょう。

その後、PowerShell を開いてください。そして、以下のコマンドを入力してください。

> node -v
> npm -v

どちらもバージョン番号が表示されれば、Node.js のインストールは成功しています。おめでとうございます!

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