macOSへのNode.jsインストール手順
macOSに「Node.js」をインストールするための手順を紹介したいと思います。実は、Node.jsのインストールは、公式インストーラーを使ってインストールするのであれば、さほど難しいことではありません。さっそく紹介していきましょう。
公式インストーラーのダウンロード
まず、Node.js のウェブサイトから、インストーラーをダウンロードします。ウェブブラウザで、以下のページにアクセスしてください。
自動的に「/ja」にリダイレクトされて、日本語のウェブページが表示されたと思います。
ページ中央にある緑色の「Node.js を入手」ボタンを押してください。ダウンロードページに遷移します。
このダウンロードページでは、Docker や Brew といったものを使ってインストールする手順も提供されています。今回はインストーラーをダウンロードします。
ページの下部に以下のような UI があります。ARM64ビットCPUを使っている方がほとんどかと思いますので、「ARM64」アーキテクチャで動作する「macOS」を選択します。
そして、「macOSインストーラー(.pkg)」ボタンを押すと、ダウンロードが開始されます。任意のフォルダに保存してください。
インストーラーを使ったNode.jsのインストール
ダウンロードしたpkgファイルをダブルクリックして、インストーラーを起動します。
「このパッケージはNode.jsとnpmをインストールします」と書かれています。「続ける」ボタンを押します。
使用許諾契約に同意するかどうかを聞いてきます。同意する場合は「続ける」ボタンを押します。
さらに確認されるので、「同意する」ボタンを押します。
Node.jsをインストールするのに必要となるストレージの容量を教えてくれます。問題なければ、「インストール」ボタンを押します。
macOSが「ホントにインストールするんかい?するなら本人確認させて」と聞いてきますので、Touch ID でいくなら生体認証(指紋認証など)を行ってください。パスワードを使うなら、「パスワードを使用…」ボタンを押します。
パスワードを入力して、「ソフトウェアをインストール」ボタンを押します。
インストールが開始されます。終わるまで待ちましょう。
インストールが無事終われば、上記のような表示がされます。「このパッケージはNode.jsとnpmをインストールしたよ」と書いてあります。それと共に、「/usr/local/bin が $PATH に含まれていることを確認して」ということも書いてあります。ここでは一旦無視して、「閉じる」ボタンを押します。
Node.jsのインストールが完了したら、インストーラーは不要となるため、ゴミ箱に入れてしまうかどうかを聞いてきます。「ゴミ箱に入れる」ボタンを押してください。その後、インストーラーは終了します。
環境変数PATHの追記と動作確認
さて、node コマンドや npm コマンドは、/usr/local/bin ディレクトリにインストールされます。そのため、環境変数 PATH に /usr/local/bin ディレクトリが含まれていないと、シェルが node コマンドや npm コマンドを探すことができません。
ターミナルアプリを開いて、以下を実行してみてください。
$ echo $PATH
表示されたパスの中に「/usr/local/bin」が含まれているかどうか確認してみてください。もし見当たらないときは、ホームディレクトリにある「.bash_profile」ファイルにて、以下のように追記すると良いでしょう。
export PATH="/usr/local/bin:$PATH"
追記したら、ターミナルアプリを再起動するなりして、シェルに入り直します。以下のコマンドを実行してみてください。
$ node -v
バージョン番号が表示されれば、おめでとうございます、Node.jsが無事インストールされました。また、以下のコマンドも実行してみてください。
$ npm -v
同じくバージョン番号が表示されることを確認してください。