披露宴だよ!全員集合!
先日のクリスマスイブの夜,同級生の結婚披露宴&2次会に行ってきた。
同級生は中学時代の器械体操部の選手メンバーの一人。当時の団体メンバー4人(もち僕も入っている)が揃うのは久々だ。プラス,一つ上の先輩(全国跳馬2位!)や,当時一緒に練習していたクラブの同級生も集まり,気持ちはすっかり体操現役時代に戻っていた。
今ではとても考えられない,即PTAや親からストップがかかるであろう無茶苦茶な練習を共にやってきたメンバーだ。話しても話しきれない思い出が,そこには溢れている。ただ練習が厳しいわけじゃなく,全員が全員素晴らしい成績を収めているだけに,その中に僕もいれたことがとても嬉しかった。
ざっと思い出しても,
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埼玉県団体「連続」優勝
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関東大会「連続」出場&入賞
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全国大会個人出場
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地区大会,表彰台独占
と,輝かしい歴史を持つ器械体操部なんだ。
それだけの成績を収めるためには,顧問がある意味「ぶっとんで」ないと無理だ。僕らに目をかけ過ぎて,離婚してしまうほどの情熱の持ち主。少なくとも僕は,その顧問の先生が乗っていたギャランΣを見ると,今でも条件反射的に心拍数が上昇し,手が汗ばむ。その先生も披露宴にお呼ばれしていることを,当日まで気がつかなかった。受付をやっていて先生の名前を発見したとき・・・貧血で倒れるかと思った。
ある意味体操部の黄金期に在学していた僕らを見れば,先生が興奮しないわけがない。披露宴のスピーチをした先生は,持ち時間など完全無視,そして元体操部員しかわからないような超ローカル話を延々とする始末。盛り上がっているのは僕らだけ。「なんだこのおっさんは!」と全員思っていたに違いない。新郎は終始「勘弁してくれ」という顔をしていたのは,言うまでもない。
2次会は幹事的な役目を担っていたので,先生の相手はせずに済んだのだが,当然のように「3次会に行くぞ」と教え子共は連れて行かれ,当時の先生の嬉しさと悔しさを延々と聞かされた。何百回目だろう,そんな先生の思いを聞くのは。。。
僕らの代は,みんなそこそこ素質もあって,4種目(床,鞍馬,跳馬,鉄棒)をみんな(というと嘘だけど)平均的に高得点が取れる感じだった。4人のうち最低2人は,種目ごとに9点を超える点数が取れる。チーム力としてはかなりのもので,順調に行けば全国も夢じゃなかった。
しかし,となりの市の体操部が強かった(関東出場)ことや,選手全員何らかの怪我を抱えてしまったために,団体では残念な結果になってしまった。それがいまだに先生は悔しいらしい。次の代は全国6位になってるんだけど,素質的にはどう考えても僕らの方があったはずなので,悔しさは相当だっただろう。でも,CDプレーヤーのリピート機能のように延々と言われても,完全にビビッている僕らにはどうしようもない。「すみませんでした」と言うしかない(w
ま,久々に先生に会えたのはすっごく嬉しかったし,みんなが揃って話をするのもちょい久々だったので,すっごく楽しかった。やっぱり当時のメンバーと話をするのが一番面白い。かけがえのない時間がみんな甦ってきて,誰も遠慮することなく話ができるのは,ホントに大切なことだ。こんな時間を作ってくれた今回の新郎には,感謝の気持ちでいっぱいである。
和○君,文○さん,末永くお幸せに!
さて,問題の顧問の先生は,教諭を辞めて治療院を始めるそうな。確かに僕らや先生自身が怪我に泣いたというのはわかるけど,先生に診てもらうのは・・・ないかな (^^;