RBCドリコムノック(長崎)に参加してきます

車酔いを恐れず,果敢にブログエントリを試みる。 ギガプライズ勤務最終日だった昨日から一夜明け,今日は「 Ruby ビジネス・コモンズ ドリコム・ノック」のお手伝いを行うため,九州に旅立つ。福岡には昨年いやというほど行ったのだが,長崎は初めての上陸。このエントリは,大宮から羽田空港に向かうバスの中で書いている。 「 こみゅすけ」の開発に夢中になっている今日この頃だが,すでにRuby on Railsで作ったアプリは4本。10年以上ずっとJavaをやってきた僕が,こんなにRuby on Railsの虜になるとは思ってもみなかった。なんでなんだろう,って考えると,実は自分でもよくわかっていない。最初はRailsが持つ機能に関する興味が先行したのだが,今ではRailsの動作原理だったり,Rubyの言語としての面白さだったり,何かこうRubyの本質的な部分に興味がシフトしているような気もする。 さて,Rubyビジネスコモンズは,そんなRuby on Railsをビジネスで活用していくためにどうしたらいいか?という命題を抱えたコミュニティ。主催者(もちろん最首さん!)に見事に巻き込まれ,運営側の方々とお話させていただく機会が増えている。RubyやRailsの勉強会がメインなコミュニティと違って,やっぱりビジネスが中心。ビジネスが中心というのは,実は人間関係の構築がメインタスクになるので,実のところ「Ruby」という言葉は単に共通関心的なキーワードとしか出てこない。いや,それでも言い過ぎなくらいかも。 結局のところ,すでに世間はわかりきっていることだとは思うが,技術的な関心事(特にここでは言語や開発環境)は手段に過ぎず,よって技術者に超傾いている僕の活躍機会は,やっぱり後半なのかなぁ,とつい思ってしまう。目立ちたがりやな割に,人間関係が苦手な自分としては,先のメインタスクが苦手であり,よってビジネスというものも苦手な部類に入ってしまう。ま,運営側の方々はそんな僕の特性は「もういいよ」ってくらい把握してくれているので,大船に乗ったつもりで勉強させてもらおうかな,と。 今回のドリコム・ノックは,Ruby on Railsを採用する動機付けである「短期間でのサービスの立ち上げ」を,僕の中では中心命題と勝手に位置づけている。重厚なエンタープライズな世界はちょっとGood Byeして,さまざまなサービスを迅速にインターネット上に展開する際に,短期でさくっと実現するための流れというか手法というか政治的な面とか,そういったものをいくつか体感してみたいな,と。特にアイディアをまとめる手法だとか,効果的なプレゼンとか,チームが険悪にならない技術とか(w,異なる得意分野を持つ個々人の活かし方だとか,そもそも「うける!」と思われるサービスって何なんだろうね,とか。 あ,重要なこととして,最近個人的にはまっているUstreamでの配信も,今回ノックの正式タスクとして行おうと考えている。放映チャンネルは今日の夜にでもエントリする予定。開発現場の全景だけでなく,誰かがプレゼンしたりするのもちゃんとお伝えできれば,Rubyビジネスコモンズって何?っていう疑問に少しは答えられるのかな,と。ま,僕がちゃんとわかってるのか?というのは隣に置いておくとして。 まさか本当に長崎に行くことになるとは,かなりのサプライズなのだが,自分も勉強し,僕が持っている何かを参加者に少しでも良い方向で影響があれば,と。頑張ってみよう。 ちなみに,飛行機に乗れるのが嬉しくって仕方がない。昨年散々乗ったのに。

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