2009を振り返って

2009年があと少しで終わります。今年を振り返ると、いろいろと動きがありました。その中でも大きなこととしては、「転職」「書籍出版」「OSDE」です。

最も大きな変化は、やはり転職です。まさか自分が某大手SNSサイト(とぼかす必要もないか)に入社するとは全く思ってなかったですが、大きなSNSのプラットフォーム化に関われて良かったなと。それはそれはいろいろとありましたが、自分でも貴重な経験をさせてもらってると思ってます。もちろん、プラットフォームは公開するだけでなく、いろんな意味でそれを維持していくことが大事であり、大変なことです。来年からが勝負です。

その転職のちょっと前の2月に、OpenSocial本の出版を無事迎えられたことも大きな出来事でした。自分の本を出せるとは、これも数年前までは思いもしなかったことです。今ではOpenSocialをベースにしたアプリケーションが日本の多くの開発者によって開発されていますが、ちょっとでもそれに貢献できたのなら嬉しいですね。

ずっとOSDEの開発は一人でやってきたけど、今年からメンバーが増えたことも大きな事件です。今では、僕よりもアクティブに開発をしてくれています。やはり自分で作ったものを評価してくれるのはとても嬉しいことです。OSDEは既に僕一人のものではなくなったので、責任感を持ってちゃんと進化させていかなければなりません。今年以上にOSDEは来年開発を進めたいと思っています。

このOSDEのメンバー追加のおかげで、英語でのコミュニケーションの機会は非常に増えました。メールはもちろん、コードレビュー、仕様調整など、OSDEのプロジェクトサイト上では英語が公用語です。そして、メンバーが10月の終わりに来日し、僕とOSDEに関する打ち合わせを実施しました。通訳はなく、英語でなんとかOSDEのロードマップ作りをこなした経験は、僕にとってすごい経験になっています。なんとかなるもんだなぁ、と。

これら以外にも、Google Developer Dayの基調講演でのプレゼンや執筆活動なども、今年の充実感の元となっています。とにかく、今年はいろいろと動きがあり、充実した楽しい内容でした。そして、いろいろな人にお世話になった年でもありました。

来年は、いろいろな施策を自分から仕掛けていき、いろいろな波を起こしていきたいですね。

では、引き続き来年もよろしくお願いいたします!

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