Remapのキーボード登録数が100個に到達しました

キーボードのキーマップをウェブブラウザから書き換えることができる「 Remap 」ですが、2021年4月9日に、めでたく登録キーボード数が 100 個に到達しました! 最初は日本で販売されているキーボードの登録が中心でしたが、今では海外からの登録の方が多くなってきています。Remapがグローバルに使われることを期待していますが、徐々にですが、でも確実に、Remapが自作キーボードの世界にて知られる存在になってきている手応えを感じています。ありがたいことです。 2021年4月10日時...

Lunakey Miniのキーキャップの色には意味があった

左右分割型で40%キーボードのLunakey Miniを毎日使って、仕事や趣味プログラミングを楽しんでいます。昨年までタッチタイピングが全くできなかった僕にとって、今では以下のような「無刻印でキーキャップが全部黒」というLunakey Miniでも何の問題もなく使いこなすことができていて、人間やる気になれば何でもできるんだな、と痛感しました。 小学4年生の頃にパソコンに初めて触れてから実に35年以上「ホームポジションってなにそれ?」って感じでした。それでもキータイピング速度は速いつも...

Lunakey Miniが片手だけ動かなかったときに確認すること

先週Lunakey Miniの試作を家で行っていた時に、「さあ完成した!」と思った後に、最後の最後で「あれ、片手だけ一切動かない、なんで?」という状況になりました。いろいろな原因を考え、試行錯誤したのですが、結論的には「組み立てに問題はなかった」ということで、無事両手とも正常に動作するに至りました。 「片手だけ動かない」とは、USBケーブルを指していない子側のキーボードのキーを押しても何も入力されない状況です。Underglow LEDは点灯することもあればしていないこともあります(僕の...

Lunakey Miniのバリエーション紹介です

2020年10月から設計を初めて、今では基板がrev.5まで来ているLunakey Miniですが、当初設計を始めたときには、以下の目標を立てていました。 左右分割型の40%キーボードで、Underglow LED、OLED、スピーカーを搭載できること。 Cherry MX互換のキースイッチだけでなく、Kailh Chocのロープロファイルキースイッチにも対応し、しかもソケットによるホットスワップにも対応すること。 BLE Micro Proを使った無線化が実現できること。...

Lunakey MiniをBLE Micro Proで無線化する方法

左右分割型の40%キーボードとして販売させていただいているLunakey Miniですが、BLE Micro Pro(BMP)を使って無線化をやってみました。結果は大成功です。Lunakey Miniでも問題なく無線化して利用することができることを確認できました。 ここでは、Lunakey Miniを無線対応するための手順を紹介したいと思います。 Lunakey Miniの入手 まず、Lunakey Miniをそもそも持っていない方は、ここでぜひLunakey Miniを購入して...

Account LinkingをActions Builderから試してみました

今日は久々にActions on GoogleのAccount Linking 機能を試してみたいと思います。Actions Builderになって開発の仕方が以前に比べてガラリと変わりました。Account Linkingについても、Actions Builderから利用しやすいようになっています。 Account Linkingを有効にする まず、空っぽのプロジェクトを新規に作成します。そして、画面上部にある「Develop」タブを選択して、左にある「Account linking...

Create Zoom Chatbot Appの勝手日本語訳です

Zoomにはチャット機能がついていることは皆さんご存知だと思いますが、Chatbotを作れることもご存知でしょうか?Zoom はプラットフォーム化していて、API やユーザ認証など開発者向けに多くの機能を提供してくれているのですが、日本語での解説がほとんどないのが実情です。 Chatbotについてちょっと調べつ機会があったので、読むついでに日本語訳をしてみました。もし興味があれば、参考になると嬉しいです。 以下、2021年2月18日時点での、 Create a Chatbot App ...

Remap Open Betaを公開しました

昨年末に「ウェブブラウザからキーマップを書き換える「WebVIA」を開発中です」という表明をしましたが、それから順調に開発を進めて来ました。そして昨日の2021年2月16日の夜に、「Remap Open Beta」として公開いたしました。 Remap 開発は @adamrocker と僕で進めてきました。adamrockerにUI全般をお願いして、僕は裏側のロジックやキーボード定義ファイルの管理機能や定義ファイルのレビュー管理関連機能などの開発を行ってきました。本当に彼がいなければ...

QMK Firmwareのキーマップレイヤー機能

Lunakey Mini やその他の自作キーボードたち、そして Ergodox EZ などの市販キーボードでは、ファームウェアを書き換えて、自分にあったキーマップを定義して利用することができます。そのファームウェアは、QMK Firmware という名前のオープンソースソフトウェアです。 qmk/qmk_firmware: Open-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families Lunakey Mini は 40...