Wicketを試してみよう
Wicketを試すには,Eclipse上で作業するのが手っ取り早いだろう。ここでは,EclipseでWicketのサンプルを動かすまでの手順を紹介する。 まず,「 Wicketの基本パッケージ」で取り上げた3つのパッケージをそれぞれダウンロードして,任意の場所に展開する。 各パッケージには, Mavenのプロジェクトファイルが含まれている。これを利用して,Eclipseのプロジェクトファイルを生成することができる。以下のコマンドをそれぞれのパッケージで実行する。 > maven eclipse その後,各パッケージをEclipseにインポートする([File]-[Import…]-[Existing projects into Workspace])。コンパイルエラーが出るが,それは「MAVEN_REPO」クラスパス変数をMevenのリポジトリパス(WindowsだとC:\Documents and Settings[username].maven\repository)で登録すれば解決する。
wicket-examplesパッケージには,簡単にWicketを試せるように, jetty Webサーバが準備されている。wicket-examplesプロジェクトに含まれているwicket.examples.Startクラスを実行することで,jettyを起動することができる。
そしてWebブラウザで「http://localhost:8080/wicket-examples/」にアクセスすれば,Wicketを体験することができる。
まずはhelloworldを,そしてforminput,guestbook・・・という流れで見ていくといいだろう。