Lingrclipseの公開を始めました

AjaxとCometによるリアルタイムなチャットサービスが, Lingrである。そのEclipseプラグインを開発してみた。その名も「Lingrclipse」。eisbahn.jpのアップデートサイトにてLingrclipseの公開を先ほどから開始した。 eisbahn.jp アップデートサイト

http://www.eisbahn.jp/update-site/

上記アップデートサイトから,下記のプラグインをインストールすると,Lingrclipseを使用することが可能になる。

  • lingrclipse-core

  • lingrclipse-view 対象プラットフォームは,JDK5.0以上,Eclipse 3.13.2以上が理論的な環境。実際には,JDK5.0+Eclipse3.2のWinとMac環境で確認した。 インストールしたあと,[Window]-[Show View]-[Other]メニューから,[Other]-[Lingrclipse View]を選択することで,LingrclipseのViewが表示される。

lingrclipse1.jpg LingrclipseのViewは,Lingrルームへの参加者の一覧表示と,やり取りされるメッセージの表示部の2つがそれぞれ左右に配置されている。

lingrclipse2.jpg 左下にある「Enter room」リンクをクリックすると,入室したいルームの名前(例えば”java-ja”)と自分のニックネームを入力するためのダイアログが表示される。

lingrclipse3.jpg [OK]ボタンを押すと,既に入室している参加者の一覧と,やり取りされているメッセージが表示される。

lingrclipse4.jpg あとは,Cometパターンによって,参加者の発言が次々と表示され,右下のテキストフィールドに発言したいメッセージを入力して[Enter]キーを押すか[Say!]ボタンを押せば,メッセージが送信される。退室したいときは,左下の[Exit room]リンクを押すことで退室できる。 Lingrのサイトでチャットを実際に行ったことがある人にとっては,Lingrclipseは全く機能不足に感じることだろう。メッセージの表示についても,「字がデカイ」「URLがリンクとして表示されない」などについて自分でも不便に思っている。今後次々とバージョンアップを行うつもりでいるので,しばらくは我慢してもらうか,我慢できなければLingrの本家サイトでチャットをして欲しい。 とはいえ,ぜひLingrclipseを使って頂いて,不具合などの突っ込みをコメントしてくれると非常に嬉しい。Lingrclipseは Google Codeにてソースも公開しているので,恥ずかしい限りだが,コードも見て突っ込みを頂きたい。 そして,Lingrclipseを使って, Lingrのjava-jaルームに是非来て欲しい。その先には素晴らしい世界が広がっているはずだ。

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