最新のChrome Appsの終了予定です
2022年に完全終了がアナウンスされているChrome Appsですが、終了までのマイルストーンについて改めてお知らせがきました。何らかのChrome Appsをリリースされている方々にはメールが来ていると思います。
2020年8月11日時点での最新のマイルストーンが、以下となります。
2020年3月
- Chromeウェブストアにて、新規のChrome Appsの一般公開の受付が停止されました。開発者は、2022年6月までは既存のChrome Appsの更新を行うことができます。
- エンタープライズ管理者は、Chromeウェブストアに非公開で一覧に掲載されない新規のChrome Appsを提出し続けることができます。
2021年6月
- Windows、Mac、そしてLinuxでのChrome Appsの一般サポートは、2021年6月で終了します。組織は、2022年6月までは、Windows、Mac、そしてLinuxのサポートを継続するためのポリシー設定を使うことができます。
- Chrome OSでのChrome Appsの一般サポートは、特にポリシー設定を要求することなく、2022年6月までは引き続き有効です。
2022年6月
- Chromeウェブストアは、非公開および一覧に掲載されないChrome Appsの新規および更新の受け付けを停止します。
- 全てのプラットフォームにて、Chrome Apps、NaCl、そしてPNaClのサポートが終了します。
上記の予定を前提に、利用しているChrome Appsがあれば代替のものを探す必要がありますし、開発者としてはProgressive Web AppsやChrome Extensionsなどへの移行も検討することになります。特に、企業向けにChromebookを展開している場合には、顧客とコミュニケーションを開始して、安全な移行プランを検討し始めることが求められます。
僕もいくつかChrome Appsをリリースして数万人単位のユーザを抱えていて、このChrome Appsの終了はとても残念ですが、仕方ありません。どうすべきか考えていきたいと思っています。