Remapの登録キーボード数が180を超えました

2021年2月に初めてベータ版を公開してから、Remapは順調に成長を続けています。

Remap

Remapは、QMK Firmwareというキーボード向けのファームウェアを搭載したキーボード達向けに、ウェブブラウザからキーアサインを変更することができるウェブアプリです。

2021年4月の時点では登録キーボード数が100程度だったのですが、9月時点で180以上の登録数を達成しています。グラフにすると以下のような感じです。

本当に多くのキーボードが登録してくれています。その先には、各キーボードをRemapでカスタマイズしているユーザーの方々がいらっしゃいます。

Remapをどのようにお使いいただけているのか、いくつかデータを取っています。例えば、Remapからどのくらいキーボードに対してキーマップを書き込んでいるか、その回数も増えてきていて、今では1日200回前後といったところです。

4月に書いた Remapのキーボード登録数が100個に到達しました から今までに至るまでに、Remapもいくつか大きめの機能追加が行われています。ここでは、最近登場した機能について、簡単に紹介したいと思います。

キーボードカタログ

最近リリースされた機能の中で最も大きなものは、なんといっても「キーボードカタログ」でしょう。これは、Remapに対応したキーボードの文字通り「カタログ」です。

登録されたキーボードを特定の条件で検索することができます。キーボード登録者の方々にご協力いただきまして、キーボードの情報や写真を登録していただいております。

まだカスタマイズ可能なキーボードを購入したことのない方々、より自分にあったキーボードをお探しの方々は、どんな機能を持ったキーボードを探したいのか条件指定することで、きっとお気に入りのキーボードを探し当てることができると期待しています。

各キーボードの紹介文や、そのキーボードを購入したくなった際のお店へのリンクも掲載されています。また、同じ作者による別のキーボードへの動線もありますので、気がつくといくつもキーボードを見て回っていた、となってしまうことでしょう。

そして、Remapならではの機能として、写真だけでなく、そのキーボードがどんなキーレイアウトなのかを見ることができます。画面上部の「KEYMAP」をクリックすると、移動することができます。

さらにさらに、キーの物理的なレイアウトだけではなく、このキーボードを使っている人がどんなキーアサインで使っているのかすら、キーボードカタログにて知ることができます。例えば、以下のリンクをクリックしてみてください。

Lunakey Mini - Remap

以下のような画面になったと思います。

これは、僕が普段 Lunakey Mini というキーボードで適用しているキーマップです。「あ、この人は数字をここに割り当てているのか〜」とか「ファンクションキーはちょっとこれだと使いにくそうだな」とか、いろいろ皆さんそれぞれの感想があると思います。

皆さんが最適なキーマップを作り出せるように、そして、カスタマイズされたキーボードを使って更に PC ライフがより良いものになりますように、と願いながら設計しました。

この機能は、自分のキーマップを SAVE/RESTORE 機能にて保存する際に「SHARE」を ON にすることで、キーボードカタログに掲載されるようになります。皆さんがどんどんシェアしていただくことで、多くの方々が新しい発見をすることができるようになります。ご協力をお願いいたします。

サポート言語数の増加

日本では、日本語キーボードとUS配列のキーボードの2種類が主に使われています。世界に目を向けてみますと、人々が話す言語は非常に多彩であり、そしてキーボードの配列も多くの言語があります。

日本語キーボードでは、”@” の位置や “全角/半角” キーの存在などが特徴的ですね。ドイツ語向けであれば、ウムラウト付きの文字が配列に含まれています。また、英語でもイギリス向けであれば、通貨のマークが配列に入ってきます。

Remapを使って世界中の方々が慣れ親しんだ言語の配列にてキーアサインができるように、当初 JA と US の2つだけだった言語でしたが、今では 50 を超える言語をサポートするに至りました。

この言語の追加については、 Silverquark がコードをコントリビュートしてくれました。感謝いたします。

キーをより探しやすく

Remap にてキーマップをカスタマイズしているときに、「あの記号をアサインしたいのに見つけられない」といったことが今まであったかもしれません。実際にそういったフィードバックもいただいてきました。

できるだけ希望のキーをサクッと探せるように、2点ほど改善を行いました。

まず、画面下部のキー群に対して、検索機能を付けました。検索キーワードを入力することで、該当するキーが絞り込まれて表示されます。この際、カテゴリ問わず結果が一覧されますので、「どのカテゴリにあるのかなぁ」と探し回らなくても、ご希望のキーを探すことができるでしょう。

それだけでなく、ポップアップ時の自動補完にて、「読み」を入力することで対象のキーを検索し候補をリストアップする機能を組み込みました。これにより、例えば「+」ではなく「plus」と読み方を入力することで、候補を探し出すことが可能です。

現時点では「読み」の登録はまだまだ不十分です。もし「○○と入力したら候補として出してほしい!」と思ったら、ぜひフィードバックをください。どんどん登録していきたいと考えております。

特にこの機能は、より良い体験を提供していくために、皆さんからのフィードバックがとても大事です。気がついた瞬間に気軽に声をかけてください。

まとめ

Remap は、まだまだ発展途上です。いくつものアイディアがまだあって、開発が追いついていません。キーボードをより良く手軽にカスタマイズできるように、そしてカスタマイズ可能なキーボードをより多くの人々に利用していただくために、今後も皆さんと共に Remap を育てていきたいと思っています。

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