Lunakey MiniをBLE Micro Proで無線化する方法

左右分割型の40%キーボードとして販売させていただいているLunakey Miniですが、BLE Micro Pro(BMP)を使って無線化をやってみました。結果は大成功です。Lunakey Miniでも問題なく無線化して利用することができることを確認できました。 ここでは、Lunakey Miniを無線対応するための手順を紹介したいと思います。 Lunakey Miniの入手 まず、Lunakey Miniをそもそも持っていない方は、ここでぜひLunakey Miniを購入して...

Account LinkingをActions Builderから試してみました

今日は久々にActions on GoogleのAccount Linking 機能を試してみたいと思います。Actions Builderになって開発の仕方が以前に比べてガラリと変わりました。Account Linkingについても、Actions Builderから利用しやすいようになっています。 Account Linkingを有効にする まず、空っぽのプロジェクトを新規に作成します。そして、画面上部にある「Develop」タブを選択して、左にある「Account linking...

Create Zoom Chatbot Appの勝手日本語訳です

Zoomにはチャット機能がついていることは皆さんご存知だと思いますが、Chatbotを作れることもご存知でしょうか?Zoom はプラットフォーム化していて、API やユーザ認証など開発者向けに多くの機能を提供してくれているのですが、日本語での解説がほとんどないのが実情です。 Chatbotについてちょっと調べつ機会があったので、読むついでに日本語訳をしてみました。もし興味があれば、参考になると嬉しいです。 以下、2021年2月18日時点での、 Create a Chatbot App ...

Remap Open Betaを公開しました

昨年末に「ウェブブラウザからキーマップを書き換える「WebVIA」を開発中です」という表明をしましたが、それから順調に開発を進めて来ました。そして昨日の2021年2月16日の夜に、「Remap Open Beta」として公開いたしました。 Remap 開発は @adamrocker と僕で進めてきました。adamrockerにUI全般をお願いして、僕は裏側のロジックやキーボード定義ファイルの管理機能や定義ファイルのレビュー管理関連機能などの開発を行ってきました。本当に彼がいなければ...

QMK Firmwareのキーマップレイヤー機能

Lunakey Mini やその他の自作キーボードたち、そして Ergodox EZ などの市販キーボードでは、ファームウェアを書き換えて、自分にあったキーマップを定義して利用することができます。そのファームウェアは、QMK Firmware という名前のオープンソースソフトウェアです。 qmk/qmk_firmware: Open-source keyboard firmware for Atmel AVR and Arm USB families Lunakey Mini は 40...

Kailh Choc V1キーソケットの取り付けには向きがあった

現在販売させていただいているLunakey Miniは、Cherry MX互換のキースイッチの他に、キーがノートパソコンのような高さが低い形状、いわゆるロープロファイルなKailh Choc V1というキースイッチにも同時に対応しています。 Lunakey mini rev5 (ベースキット) - Kichi Keyboard Lunakey Mini - 遊舎工房 こういうやつです。 で、キースイッチはいろいろな種類があって、試行錯誤をしないと自分にあったものを見つけることが...

2020年を振り返って

今年2020年も残りわずかとなりました。簡単に僕の今年を振り返ろうと思います。 娘が7歳になりました 早いもので、我が娘が7歳になりました。7歳と言えば、小学1年生です。 幼稚園を卒園して今年から小学校に入学しましたが、新型コロナウイルスの流行で入学式はできず、さらに登校も開始されず、なんと2ヶ月ほどオンライン授業になってしまう、という完全に想像の斜め上を行く状況でした。オンライン授業により、なんとか学習の場ができて、どんな先生なのか、どんなお友達なのかを知ることができたのはこの...

Smart Home Actions 2020 Updates & Resourcesの日本語訳です

今年は新型コロナウイルスの流行のために、開発者イベントなどが軒並みキャンセルされ、またオンラインイベントでの発信となり、情報を得るための難易度が昨年までよりも少し上がってしまった印象があります。しかし、物理的な移動をせずとも多くの一次情報に触れる機会が増えたことも今年の特徴であり、注意深くウォッチし続けてさえいれば、今年も着実に様々な技術に進化が見られたことがわかるはずです。 Googleアシスタントのスマートホーム対応について、今年もいくつかの新機能や改善がありました。 以下は、 Sm...

Lunakey Mini ビルドガイド (Rev.4以降)

Lunakey Miniは、左右それぞれ3行 x 6列のキーに親指向けのキーが4個配列された、合計44個のキーを備えた左右分割型の40%キーボードです。 Lunakey Miniは、以下の特徴を備えています。 左右それぞれ3行 x 6列の40%キーボード。 指の長さにそれぞれフィットされたColumn Staggerd配列。 親指の自然な可動範囲に合わせた親指向けキー配列。 Cherry MX互換だけでなく、Kailhロープロファイルも対応。 Underglo...

App Actions 2020 Recapの日本語訳です

今年は新型コロナウイルスの流行のために、開発者イベントなどが軒並みキャンセルされ、またオンラインイベントでの発信となり、情報を得るための難易度が昨年までよりも少し上がってしまった印象があります。しかし、物理的な移動をせずとも多くの一次情報に触れる機会が増えたことも今年の特徴であり、注意深くウォッチし続けてさえいれば、今年も着実に様々な技術に進化が見られたことがわかるはずです。 Googleアシスタントに関しても、Androidアプリとの連携について大きなマイルストーンを迎えました。皆さん...