Remapの登録キーボード数が180を超えました

2021年2月に初めてベータ版を公開してから、Remapは順調に成長を続けています。 Remap Remapは、QMK Firmwareというキーボード向けのファームウェアを搭載したキーボード達向けに、ウェブブラウザからキーアサインを変更することができるウェブアプリです。 2021年4月の時点では登録キーボード数が100程度だったのですが、9月時点で180以上の登録数を達成しています。グラフにすると以下のような感じです。 本当に多くのキーボードが登録してくれています。その先には...

ABQの体験は「高級」でした

QMK FirmwareおよびVIAをサポートしているキーボードは、ファームウェアを書き換えることなく、キーマッピングの変更を行うことができます。そのキーマッピングの変更をウェブブラウザから行うことを可能にする Remap がありまして、Remap開発チームが毎日開発を進めています。 今まで開発チームでは ProMicro(ATmega32u4)しか検証対象の MCU を持っていなかったのですが、この程 ATmega32u2 が採用されている「ABQ」という名前のキーボードをその作者の方...

Lunakey Miniを毎日使っています

昨年2020年の12月より販売を開始している自作キーボードキットの Lunakey Mini ですが、もちろん自分でも Lunakey Mini を使い続けています。もうほかのキーボードは考えられないと思うほどに Lunakey Mini にどっぷり浸かっているわけです。 Lunakey Miniは、初期バージョンである Rev. 2 がありまして、現在はその後継である Rev.4 あるいは Rev. 5 が販売されています。購入された方は、2, 4, 5 のいずれかの Revisi...

Ender-3 V2の押し出し部品を替えました

前回の Ender-3 V2のチューブを切ってみました エントリでは、フィラメントが先端に詰まってしまったチューブを切断して詰まりを解消した話を取り上げました。 これで印刷が安定する!と期待していたのですが、結果はNGでした。相変わらずフィラメントが1層目の出力途中で出なくなってしまい、ノズルが宙を舞うのみとなってしまいます。そして、出なくなる前も、出力されたフィラメントがかすれたり、ノズル付近でアフロになったりして、ベッドに定着してくれないこともしばしばでした。 この段階に来ても...

Ender-3 V2でのコールドプルの方法

3Dプリンタは、ホットエンドによりノズルを高温に熱して樹脂を溶かして出力する構造のために、どうしてもノズル周りのトラブルが出てきます。長く使っていると、ノズルにフィラメントが詰まってしまったりしてきて、出力が安定しなくなってきます。 僕は2021年4月に Ender-3 V2 を購入し、まだ半年も経っていませんが、稼働率は今まで結構高く、毎日何かしら出力させている状況でした。そのためか、「1層目の途中で一切出力されなくなる問題」が出てしまい、そのためにいろいろと手を打ってきました。その中...

Ender-3 V2のチューブを切ってみました

キーボードケースを作りたくて4月に購入した Ender-3 V2 ですが、最近かなり調子が悪くなってきました。今まで出来てたことが出来ない!ことごとく出力に失敗します。どのように失敗するかと言うと… 「途中でフィラメントが一切出なくなる!」 という現象です。以前は「数時間後に出なくなるときがある」という状況だったのですが、それが徐々に悪化していき、遂に「1層目の途中でほぼ100%出なくなる」というひどい状況になってしまいました。 出なくなってしまうと、何も出ないノズルが宙を舞うだけで...

4月に買ったEnder3-V2の現状

Lunakey Miniのケース作りのために、4月にEnder3-V2という3Dプリンタを購入しました。 Lunakey Miniのケースを作り始めた話 Lunakey Miniのケースを販売中です! 余白大きめのケースを作ってみた話 最初はアクリル板で基板をサンドウィッチしていたLunakey Miniですが、作者である僕はその形状は卒業していまして、インテグレーティッドマウントケース(トッププレートがケースと一体化されている形態)がお気に入りとなっています。 BOOTHに...

余白大きめのケースを作ってみた話

数回前のキーボードニュースの「#俺キー」のコーナーで、ケースに入ったLunakey Miniの写真が取り上げられました。 そこでぺかそさんから一言。 「余白のデカイバージョンが… (中略) …ここでこう言ったらなんか、来週とか再来週あたりに出てくるかもしれないので、試しに言ってみました」 なるほど、確かに余白が大きめのケース、一部の界隈でみんな作っていたのは横目で見てました。個人的にはさほど興味なかったのですが、うん、こう言われちゃー何もしないわけにはいきません。 で、さく...

Windows 10 HomeでWSLgをさっそく試してみた

最近のWindowsは、Linux環境をもWindows上に構築することができる、Web系開発者(?)などLinuxを主戦場にしているソフトウェアエンジニアにも優しい環境を目指しているようです。もちろんそれはWSL(Windows Subsystem for Linux)なわけですが、すでにMicrosoft社から、Linux GUIアプリについても「ユーザが特に何も準備することなく」実行可能にする、ということがアナウンスされています。 そのLinux GUI環境は「WSLg」という名前...

Lunakey Miniのケースを販売中です!

左右分割型の40%キーボードキットであるLunakey Miniですが、徐々にですがご利用されている方々が増えてきております。2020年11月に作り始めてから今日に至るまで、自分自信でもずっとLunakey Miniを使い続けています。 Lunakey Miniを購入した後に組み立てを行うと、アクリル板で作られたトッププレートとボトムプレートで基板を挟み込む「サンドウィッチ構造」で出来上がります。もちろんその状態でもカッチョ良いと思っていますが、選択肢をもっと増やしてみたいな、と思い...